「渡る世間は鬼ばかり」で有名な女優、泉ピン子さん。
最近はドラマの中で、気になる症状が見られるということで、もしかして病気なのかと話題です。
今回は、泉ピン子さんの首振りの詳細に迫ってみたいと思います。
目次
泉ピン子は現在首が揺れる病気?呂律(ろれつ)や滑舌の悪さにも影響している?
引用元:原寸画像検索
大女優・泉ピン子さんに「首が振れているのは病気ではないか?」との疑惑が上っているようです。
キッカケは米倉涼子さんが主演していたドラマ「ドクターX~外科医・大門未知子~」を見ていた視聴者からの声でした。
「顔が小刻みに震えている」とか「ドラマでは手も震えていた」などのコメントが多数報告されていたようです。
ツイッターでも多くの心配する声が投稿されています。
久米宏 さんの時も感じたのだけれど、 #泉ピン子 さん、なかなかことばが出てこないし、少し呂律が回っていない感じ。
71歳。加齢怖い。 #ウイークエンダー 出演時、饒舌に喋っていたのも今は昔。明日は、我が身。切ない😩#あさイチ— ami (@ami_marie117) August 27, 2019
誰か泉ピン子に検査するよう進言しろよ。顔はプルプル震えるし呂律は怪しいし
#渡る世間は鬼ばかり— 昭和のピン (@okutaka_pin) September 16, 2019
泉ピン子さん、呂律回ってないような気がするんだよな~
先週の「腹腔鏡のま、じゅ、つ、し、でしょ!」って言ってたこととか
今週の「膵頭十に、し、腸せ、つ、じ、ょで根治せ、つ、じ、ょ、し得た一例」未知子にオペしてもらったら…?
#ドクターX— 白崎 智陽 (@tomhawk102) November 10, 2016
ドクターXの再放送見てるけど、泉ピン子、呂律がまわってないんだけれど…いつから??
— きょうちゃん (@kyo_chan_0101) November 3, 2016
多くの人が泉ピン子さんの首振りや呂律・滑舌の悪さが気になっている様子です。現在でもドラマにバラエティーにと忙しく活動されていますが、実は持病を持ちながら仕事をしている、ということなのでしょうか。
泉ピン子の首振りの原因は「パーキンソン病」なの?それとも本態性振動なの?
引用元:原寸画像検索
泉ピン子さんの首振りの原因は一体何なのでしょうか。
「首の震えで考えられる病気としては『パーキンソン病』が知られています。ですが、実際には『本態性振戦』であることが多いですね。
この“本態性”とは、原因が不明という意味です。人前で話すときに、声が震えたり頭部が震えたりします。病気ではないのですが、緊張したりストレスがあると顕著に表れる場合が多い。
早い人では40代からみられます。“滑舌が悪くなった”という声がありますが、これも震えによる影響かもしれません」
引用元:Asajo
どうやら、泉ピン子さんは「病気ではない」可能性が高いようです。
ここで聞きなれない病名が出てきましたね。一つづつ解説していきたいと思います。
パーキンソン病とは?
引用元:まるやまファミリークリニック
パーキンソン病は、脳の異常のために、体の動きに障害があらわれる病気です。パーキンソン病は、何年もかけてゆっくりと進行する病気です。
以前は、「パーキンソン病を発症すると、10年後には寝たきりになる」といわれていました。
パーキンソン病になると、ドーパミン神経が減少しドパミンが十分につくられなくなります。その結果、運動の調節がうまくいかなくなり、体の動きに障害があらわれるのです。
しかし、現在は効果的な治療薬もあるため、発症から長い年数にわたり、よい状態を保ることができます。それだけに、早い段階からきちんと治療を始めることが大切です。
引用元:日本メジフィっクス株式会社
何年もかけて、身体の機能が失われていく病気とは恐ろしい病気ですね。しかし、早期発見出来れば生活に支障が出るまでの期間を延ばすことは可能なようです。
ゆっくり進行して身体が動かなくなるというと、似た病気にALS(筋萎縮性側索硬化症)がありますが、こちらは運動神経が侵され筋肉がやせていく病気なので、病気の原因が脳か筋肉かで全く違う病気のようです。
本態性振戦とは?
引用元:ヘルスUP
本態性は「原因不明」、振戦は「ふるえ」を表す医学用語。
人間だれでも緊張すると体がふるえる。自律神経のうち交感神経の働きが強まるからで、式場などの記帳で指先が小刻みにふるえてうまくサインができないのは典型例。スピーチを求められて声がふるえるのも同じで、生理現象といえる。
こうしたふるえは緊張が解かれると普通は収まる。一方、60代以降から顕著に増えるふるえ「本態性振戦」は日常生活でひんぱんに襲ってくる。
自宅でお茶を飲もうとしても湯飲みがふるえうまく飲めない。料理で包丁をもつと指を切りそうになる。化粧ではうまく紅を引くことも難しい。
ふるえが主症状となる病気に主に中高年から発症するパーキンソン病がある。ただ、本態性振戦とパーキンソン病とでは「ふるえの質」が違う。
両手を前に差し出し、手のひらを下に向ける実験をしてみよう。本態性振戦だと微妙にふるえ始める。
一方、パーキンソン病だとひざの上においた手が指先で何かを丸めるようにふるえるのが特徴的だが、この実験をやると、不思議なことにピタッとふるえがやむことが多い。
聖マリアンナ医科大学の堀内正浩講師は「パーキンソン病の患者で、字を書くときに困る人は少ない」と話す。
引用元:ヘルスUP
泉ピン子さんの場合、動きに問題があるわけではないようなので、おそらく本態性振戦である可能性が高いと思われます。
つまり年齢による生理現象であって、特別な重病ではないという事です。
泉ピン子は首振りの病気で「引退」まで考えていた!?
引用元:原寸画像検索
泉ピン子さん自身は、首や呂律が回らないことについてどう思っているのでしょうか。
「ホンマでっか!?TV」(フジテレビ系)で、女優・泉ピン子が、緊張による首の揺れを告白した。中盤で、脳科学者・澤口俊之氏が「ちょっと気になるのが、首が動く感じですよね?」と指摘したのだ。これに、ピン子も「緊張するとなる」と自覚していることを伝える。
子どもでも「ドーパミン量が不足すると首が揺れやすくなる」という。そこで澤口氏は、ヒンズースクワットといった「運動」や、「笑うこと」がドーパミン量の増加に繋がるため、「笑えば笑うほど、記憶力が良くなる」とアドバイスした。
最後に、ピン子は「自分で『もう70歳だから、正直いつ引退?』となっていたし、やっぱりちょっと首が振れるのも気になってて『もう終わりかな』(という思い)だった」とコメント。
だが、色んなアドバイスをもらった結果、「ある程度の自信(がついた)」と語っていた。
引用元:ライブドアニュース
泉ピン子さんは、やはり自分でも気になっていたようです。おそらく「上手く話そうとしても話せない」もどかしさを抱えながら演技をされていたのだろうと推測します。
実際、ライフワークである女優業を引退しようとまで考えるほど悩まれていたようです。しかし、現在では周りの支えもあって、自信を取り戻す事が出来たようです。
泉ピン子さんはドラマに、バラエティー、映画に声優と、必要としている場所がたくさんありますから、まだまだ終わりなんて早すぎます。
ある意味「歳を重ねるという事はこういう事なのだ」と体現してくれている貴重な存在だと思います。泉ピン子さんには、いつまでも現役で活躍し続けていただきたいですね。
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