ロックバンド「サザンポールスターズ」のボーカル、桑田佳祐さん。
2008年5月19日付で、ロックバンドサザンオールスターズが、無期限活動休止を発表した事があります。その理由は「桑田佳祐さんの病気」だったそうです。
今回は、桑田佳祐さんが患った「病気」は何だったのか。治療した病院や治療方法、再発はあるのかなど、気になる話を調べてみました。
目次
桑田佳祐の病気は食道がん?ステージは?姉も乳がんで死去している?
【ニュース&がん】食道がんは喫煙と飲酒の習慣のある男性に高リスク! ~「桑田佳祐」「中村勘三郎」「やしきたかじん」・・・有名人も急増中~/ネタ! 知る蔵! http://t.co/DH9fsU9Jzi #食道癌 pic.twitter.com/bEiWIgIxod
— 「報道名人」今日のニュース (@senden_meizine) September 16, 2014
桑田佳祐さんは年に一度、自分の誕生日を目安にして定期健診を行っていました。ミュージシャンというのは自分が倒れたら、そこで仕事がストップしてしまうので、とても気を遣っていたようですね。
自覚症状はなかったが「今年2月の健診で食道が荒れていた」ことや今年5月に「ゲップが出ることが多い気がして」、
毎年、自身の誕生日(2月26日)を目処に行っていた定期健診を半年以上も早めて行ったところ、初期段階での病状が発覚した。
引用元:オリコンニュース
桑田佳祐さん自身もモニターで確認できたというしこりは、目視の段階で悪性腫瘍であることが高いという判断をされ、細胞を病理検査に回したところ「扁平上皮癌」との診断が下されました。
【食道癌】消化器のうち、下咽頭から胃までの粘膜上皮に生じる悪性腫瘍。本邦の食道癌は扁平上皮癌が95%を占めるが、欧米は腺癌の割合が多数。食道は漿膜が存在せず、癌細胞が浸潤しやすい為、進行癌であるかは浸潤の深度で判別。早期では無症状、進行すると嚥下障害が出現する。
— 病気の一覧bot (@get_better_bot) 2019年7月25日
なんと、桑田佳祐さんが患っていた病気は、食道がんでした。胃の近くに深部に達していない初期(ステージ1)の食道がんだということで、幼馴染の医者から別の医者を紹介してもらって、手術する事になったようです。
食道がんとはどんな病気で、どんな治療方法を行うのでしょうか。
各種検査の結果を総合的に評価して、 癌の進展度と全身状態から治療法を決めます。 食道癌の治療には大きく分けて、4つの治療法があります。 それは、内視鏡治療、手術、放射線治療 と 化学療法(抗癌剤による治療)です。
ある程度進行した癌では、外科療法、放射線療法、化学療法を組み合わせて それぞれの特徴を生かした 集学的治療が行われます。
引用元:千葉県済生会習志野病院
食道がんというのは、早期発見が難しい病気のようですね。自覚症状がないために、気づきにくくどうしても進行が進んでしまうようです。
桑田佳祐さんは、がん発見後はどのような治療を受けたのでしょうか。
最新医療を駆使した主治医の治療を受けてきた桑田は、「手術は腹腔鏡を使ったため、傷はとても小さく、特別な栄養療法のおかげで痩せることもありませんでした」と報告。
この腹腔鏡手術、最近ではがん治療の主流になりつつある。
全身麻酔の下で、腹部に3~15ミリの穴を3~5つ開け、炭酸ガスで膨らませた上で、内視鏡を入れ、モニターを見ながら、鉗子などで切除する。
がんの転移も発見されなかったことを明かしている。
引用元:夕刊フジ
どうやら、桑田佳祐さんは外科手術を受けたようですね。手術は、幹部を切除した後に食道と胃を繋ぐという内容だったようです。執刀医は7人。6時間の大手術でした。
- 前川清さんの歌い方を真似ようと、学生時代に声質をより近づけるためにウォッカでうがいした
- 枕に顔を押し付けて大声を出し続ける
桑田さんの歌い方はとても独特ですが、かなり特殊なトレーニングをされていたようです。喉に相当な負担がかかっていたことは、想像に難くありません。
歌うことに全てをかけてきた桑田さんにとって、これは本当に辛い病気を宣告された事になりました。実は、「がん」を患ったのは桑田佳祐さんだけではありません。
2008年に桑田佳祐さんの姉が、そして従兄弟が2018年に、「がん」で亡くなっているのです。
いとしのエリー /SAS
桑田佳祐さんの姉、岩本えり子さん「いとしのエリー」モデル伝説
2008年死去えり子さんは12歳の頃、ビートルズに魅了され大ファンに
桑田さんも影響でビートルズの虜にhttps://t.co/Xo6QFonG3F宇多田ヒカル- Goodbye Happiness / Traveling pic.twitter.com/GYMEcJANRy
— ゆきちゃん (@marinamiries) September 21, 2018
桑田佳祐さんの4歳年上の姉、岩本えり子さんは1995年(平成7年)に「乳がん」を発症。しかし2008年初頭に体調を崩して検査した結果、再発が判明。2008年10月19日に亡くなります。享年56歳。
茅ケ崎市長選で、地元から出馬を待望する動きもあったといいます。桑田佳祐さんの姉・岩本えり子さんの人柄と人望の厚さが垣間見えますね。
『四六時中、音楽主義宣言』を発表したばかりの桑田は「全部が心残りです」と悔しさをにじませつつ「デビュー以来、32年間やってきて初めてのことでショックでビックリしてますが、
『休んでみろよ』と死んだ両親や2年前に亡くなった姉貴が言ってるのでしょう」と静養に尽力することを報告。
最愛の姉・岩本えり子さんをがんで亡くしており「姉貴、迎えに来るのが早すぎじゃないかな」とつぶやきながらも「戻ってきます」と力を込めた。
引用元:オリコンニュース
桑田佳祐さんは、姉が常に部屋で流していたビートルズを聞いて、洋楽が好きになったのだそうです。その洋楽の中でも、「エリック・クラプトン」が、原由子さんとの仲を深めるきっかけになります。
桑田佳祐の従兄弟が肺腺がんで死去「あっこちゃん」の愛称 https://t.co/HDXv5xflGU ライブドアニュース pic.twitter.com/z6ZT53KoTv
— Asterisk⭐News💫相互フォロー (@populus1q3) August 2, 2018
桑田佳祐さんの母親の姉の子供である、「あっこちゃん」と呼ばれた10歳年上の従兄弟・Mさんは、60歳を過ぎてから、焼き肉店を始めます。
桑田佳祐さんの従兄弟の店ということで、店は繁盛していました。しかし、咳き込んでいるMさんを心配して、2018年3月に自身の治療をした病院を紹介し、検査した結果「肺腺がん」であることが判明。
2018年7月17日、惜しまれながらこの世を去りました。葬儀にはなんと500人以上の人がお別れに訪れたそうです。
1994年に桑田さんの母、2004年に父、2008年に姉をがんで亡くしている桑田佳祐さん。
もしかすると、桑田佳祐さんの家は「がん家系」なのかもしれません。早期発見出来て、病気を克服できたのは奇跡ですね。
桑田佳祐の病気を治療した病院はどこ?癌研有明病院?主治医は名医?
先月、ゆりかもめ有明駅で撮った写真、臨海副都心有明北地区大規模開発が進んでいる様子と、癌研有明病院(外来患者数1日1700人)病院の前の広場は東京臨海広域防災公園になっていてヘリポートもある。3枚目は有明駅、ゆりかもめは駅舎も車両もホームもコンパクト。 pic.twitter.com/4RLTwBkomd
— かえる (@kaede8885) 2018年4月21日
桑田佳祐さんが入院していた病院は非公開になっていますが、推察出来る情報がいくつかあります。
「実は勘三郎さんが入院している病院は、桑田さんが入院していた病院と同じなんです。しかも、担当医まで同じ先生だそうです」(医療関係者)
「40代半ばとまだ若いんですが、手術の経験が豊富な名医ですね。もともと、別の病院にいたんですが、才能を買われて引っ張られたんです。患者さんのことを第一に考えてくれる優しい先生としても評判です」(別の医療関係者)
「勘三郎さんは6月上旬に入院したそうです。病室は1泊数万円のセレブな個室。一般病棟に比べて、ベッドも広い。おしゃれな絨毯も敷かれていて、癒しの雰囲気があって、治療には最適の場所です」(医療関係者)
引用元:NEWSポストセブン
中村勘三郎さんは、残念ながら2012年12月5日に亡くなっています。
中村勘三郎さんはガン研有明に入院していましたが9月に誤嚥性肺炎の治療を行うために東京女子医科大学病院に転院したという情報があります。
その後、ARDS(急性呼吸窮迫症候群)という、体内に酸素が取り込めなくなって呼吸不全に陥るという病気を発症してしまい、再度転院。東京都文京区の日本医科大学附属病院で亡くなりました。
この事から、桑田佳祐さんはがん研有明病院で入院治療をしていたのではないかと思われます。
おそらく入院していた部屋も同じような、広い癒し空間だったはずです。有名人だけあって相当なVIP待遇だったのではないでしょうか。
桑田佳祐の病気、食道がんの余命は平均〇%?完治したの?
桑田佳祐さんが東京オリンピックの応援ソング!タイトルは2020!
サザンオールスターズの東京VICTORYと共に盛り上げて欲しいね。 pic.twitter.com/aucChCfoMl— 1q1 (@1q1zin) 2019年7月23日
がんと聞くと、必ず出てくる言葉「余命」。
食道がんの場合、一般的にはどのくらいの余命になるのでしょうか。
食道がんのステージは、がんの大きさや形、深さ、リンパ節への転移の程度、遠隔転移などの状況によって1~4期まである。
5年生存率は1期が90%、2期が60%、3期が30%、4期が10%程度だ。
引用元:講談社
桑田さんの場合は、ステージ1期のようですので、5年生存率は90%ですね。
現在は、がん治療をしたとはパワフルくらいにご活躍されていますので、再発の可能性はあるものの、完治とはいかないまでも、がんを克服したとはいえるのではないでしょうか。
桑田佳祐の復帰は紅白だった!現在は完治した?再発はある?うつ病ってホント?
復活早々桑田さんらしかった😄🎵
この時はうれしかったですね😆⤴💓
「サザンオールスターズ(活動休止中)」との記述が💦【紅白歌合戦】桑田佳祐が復活熱唱!バニーガール従え「申し訳ありません」 | ORICON NEWS https://t.co/YzD1oOV38B
— asno (@asno96877932) July 17, 2019
桑田佳祐さんは、2010年8月に食道がん手術を受けてから、約5ヶ月後の「第61回NHK紅白歌合戦」で生放送での復帰を果たしました。
ただ、やはり万全の状態ではなかったようで、紅白の翌日に放送された、自身がパーソナリティーを務めるTOKYO FM「桑田佳祐のやさしい夜遊び」の中で、実は点滴を持った主治医が待機していたと告白しています。
手術から9年が経過した2019年の時点でも再発などもなく、2013年にサザンオールスターズは復帰。2018年のNHK「紅白歌合戦」では特別枠で出場し会場を沸かすなど完全復活しています。
「まだ完治じゃないんだよ。再発する可能性もあるからまだ気をつけなきゃいけない」
引用元:ニュースポストセブン
桑田佳祐さんの病状は安定しているようで、再発や転移などの情報はありません。
ただ、心配なことが一つ。桑田佳祐さんについて調べると、「うつ病」という言葉が出てくるのです。
桑田佳祐「ロックの子 文庫版」1987年講談社発行。85年に刊行された単行本から文庫化にあたり年譜・ディスコグラフィを増補したもの。ファンにはたまらない一冊! pic.twitter.com/ENc4Kmj9ND
— 古本屋 百年 (@100hyakunen) November 20, 2015
しかし、これは桑田佳祐さんの著書「ロックの子」の中で、「天性の躁うつ病一家」と自分で語っている言葉です。
躁うつ病とは、ハイテンションと気持ちが沈む状態を繰り返す病気のことです。
紅白やLIVEで見せるハイテンションの桑田佳祐さんのイメージが強いと、普段の桑田佳祐さんも明るく楽しい人物なのかと思いがちですが、普段の生活では静かで真面目な人なのかもしれません。
「2019上半期ライブ動員ランキング」発表!3位NEWS、2位嵐、1位は… #SmartNews
サザン1位!!!すごい! https://t.co/5KBjtvDSLd
— みーたん (@crazy_girl_min) July 24, 2019
桑田佳祐さん率いるサザンオールスターズは結成40周年を超えましたが、その人気は留まることを知りません。病気も克服されて、これからの活動に目が離せませんね!
コメントを残す