お笑いタレントでもあり俳優としても活躍中でしたが、闇営業の一件で謹慎処分を解除され、芸能活動を再開させるロンドンブーツ1号2号の田村亮さんと違い、未だ復帰の目途が立っていない宮迫博之さん。
今回は、宮迫さんにがんが発見され、手術を受けられていたということで、がん発見のきっかけから現在に至るまでを追ってみたいと思います。
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宮迫博之に癌再発の前兆あり?スピード復帰の影響か?
宮迫博之、胃がん再発か? 食欲が急変し嫁が「前回がんと同じ状態」と指摘 https://t.co/PoVrjXLYEv pic.twitter.com/Yk63lQTuT6
— 銃とバッジは置いていけ (@oiteike) December 18, 2017
宮迫博之さんは2012年11月に人間ドックを受け、精密検査で早期のスキルス胃がんであることを告げられました。
お笑いコンビ、雨上がり決死隊の宮迫博之が2017年12月16日の深夜にABCで放送された「松本家の休日」に出演し、最近になって食欲が急変したことを明かした。宮迫が、がんになる前にも同様の変化があったことを妻が指摘したそうで、宮迫は「怖い」と嘆いた。
宮迫は「B級(グルメ)やったらいくらでも食べれる。最近調子ええねん」と2012年に早期胃がんの手術を受け胃の3分の2を摘出したものの食欲に問題ないことを訴えた。
宮迫はまた、普段はチョコレートを食べることはないのに「最近、食べたくなって食べてる」と話し、食欲が急変していることを明かした。
その変化に喜んでいられないのは夫人だった。宮迫は夫人から「あんた大丈夫?」と聞かれたという。「急にそんなに食べれるようになったり、チョコ食べたり。がんになる前もそんなこと言ってたよ」
引用元:ディリーニュース
この話が出たのが2017年の12月。2020年1月時点で手術を受けて7年が経っても宮迫さんに癌が再発したという情報はありません。
手術してから5年が経ち、食欲が出てきた事は、順調に回復してきている証拠なのではないでしょうか。
仕事に早期復帰するために無理をしていた影響がでていたのではないかとも思えますが、現在の宮迫博之さんの姿を見る限り、身体への影響は全く問題なかったようですね。
今月7日に初期胃がんの手術を受けたお笑いコンビ・雨上がり決死隊の宮迫博之(42)が、29日より仕事復帰することがわかった。28日に医師より「経過は順調であり、明日からの仕事再開について問題ない」と診断され、同日、所属するよしもとクリエイティブ・エージェンシーが発表した
宮迫は11月5日に都内で健康診断を受け、同12日に胃がんが判明。同16日に今回入院した病院で再検査を受け、その後、12月3日の最終検査を経て6日に入院。7日に5時間におよぶ「腹腔鏡下幽門側切除」手術を受け、胃の3分の2を摘出した。
22日に退院し「我ながら信じられないスピードで、お見舞いに来てくれた人が『心配して来たけど損した』と言ったぐらいです。もうじき皆様の前に元気な姿を見せられると思いますので期待してください!」とコメントしていたが、胃がん手術からわずか3週間でのスピード復帰となった。
引用元:オリコンニュース
胃の3分の2を切除するという大手術を受けたにも関わらず、3週間ほどで仕事に復帰した宮迫博之さん。
2018年12月には、あまりに早いスピード復帰と、1年で9キロ増量したという事を聞いた相方の蛍原徹さんに、「ただ休みたいだけで、実は一世一代のウソをついたんじゃないか」といわれるほど、驚異的な回復を見せています。
宮迫博之にがんが発見されたきっかけは?どこの病院を選んだの?
【健康】宮迫博之は42歳で胃がんに 内科医が教える早期発見のカギ https://t.co/vMTDNYzbVQ #日刊ゲンダイDIGITAL
— 日刊ゲンダイ (@nikkan_gendai) April 3, 2018
宮迫博之さんの胃がん発見に至る経緯を時系列で追ってみたいと思います。
2012年11月に、宮迫博之さんは健康診断のために人間ドックを受けて、「胃がん」であることが判明します。最初、医師からは「内視鏡で取れるくらいの初期のがんだから早急に手術する必要はない」との診断を受けたそうです。
しかし、直感的にその言葉を怪しんだ宮迫博之さんは別の病院を受診します。結果は「内視鏡で取れるようなもんじゃないですよ、ほっといたら半年でダメですよ」と言われて即手術となったのだそうです。
宮迫博之さんの場合、最初に担当した医師が「内科」の専門医では無かった可能性があります。病院に行けば、外科・整形外科・小児科など様々な専門の部位を担当する医師がいることが分かります。
2017年からは、総合診療医(ジェネラリスト)制度が始まり、専門医(スペシャリスト)と連携しながら、新しい医療が行われていますが、やはり不安に思ったらセカンドオピニオンを利用する事が大事だと教えてくれます。
どちらの意見を取り入れるかは人によりけりだと思いますが、なによりも命を大事にしてほしいと思います。宮迫さんの場合は2度目に診療を受けた病院で、即手術になったようです。
宮迫は、がん手術を受けるにあたって、自宅から車で10分ほどの所にある都内の総合病院を選んだ。ここは消化器手術に力を入れていると評判のところだ。
「消化器系の手術例が外科手術の中で最も多く、常勤の専門医が5名以上いて、有名大学病院から来た手術のスペシャリストも多い。また、がん患者専門の看護師がいることも特徴ですね」(医療関係者)
引用元:NEWSポストセブン
宮迫博之さんが住んでいるのは、東京都目黒区碑文台にある「芸能人御用達」の「ガーデン碑文谷」のマンションだといわれています。
自宅から近い所に信頼できる病院があるのは、離ればなれになる家族の事を思うと心強いですよね。
ロケ地散歩
【白い巨塔】他★国家公務員共済組合連合会・東京共済病院(東京都目黒区中目黒)
★浪速大附属病院を辞めた里見脩二(江口洋介さん)が大河内教授(品川徹さん)の勧めで務めた千成病院
他に『僕と彼女と彼女の生きる道』等で登場 pic.twitter.com/ZsDEoL7lcp— どらchan@ロケ地散歩やってます (@dra_cha) July 28, 2014
目黒区にある「ガーデン碑文谷」近辺の総合病院は数多いですが、ネット上では宮迫博之さんが入院・手術した病院というのは、「国家公務員共済組合連合会 東京共済病院」ではないかとの情報が有力です。
平成25年度は外来紹介患者さんの数は847名と病院各科の中で最多であり、26年度は775名と消化器内科に次いで2番目であり、地域からの信頼の証と考えられます。また予定入院の紹介患者さんは病院全体の1,236名のうち354名と最多でありほぼ1/4を消化器外科で占めています。
2016年4月より消化器科は常勤医師7名と、内視鏡治療、カテーテル治療などを一緒に担当する非常勤医師による診療体制となりました。
消化器外科に重点を置いた病院であることがよく分かりますね。白い巨塔などのドラマのロケ地となっていて馴染みがある場所でもあったためかもしれませんね。
宮迫博之のがんのステージは?息子の言葉でがん克服を決意!
「俺が守らなあかん」宮迫博之 胃がん克服を固く決意させた息子の一言に涙..http://t.co/gi7CtrSmzA#親子 #胃がん #宮迫博之 pic.twitter.com/CJiewIs0v6
— Lulucos by.S(ルルコス バイエス) (@Lulucos_byS) August 5, 2015
超スピード復帰した宮迫博之さんの胃がんステージが気になりますよね。
宮迫の胃がんのステージは「IA」の初期で、手術を行えば完治できる状態だという。がんは「胃角」と呼ばれる部位に2センチ程度の大きさで発見された。胃に2~3センチの穴を4つ開けて管を通して患部を切る手術方法で、胃の1/3から半分程度を切除することになる。
引用元:夕刊フジ
「僕は定期的には(検診に)行ってはなかっったんですけど、6年ぶりにたまたま行ったところで胃がんが見つかって」と自身の経験を語った。「それもすごいスピードで見つかっったので、後遺症もなかったんですよ」
引用元:iza
ちなみに「胃角」とは?下の画像で確認して頂きたいと思います。
引用元:Google画像
ちょうどU型の部分ですね。ステージ「IA」は5年生存率95%と言われています。ごく初期の段階で発見できたことは本当に良かったですよね。
小学6年生だった時の息子とのエピソードが明かされた。胃がんのことを報道で知られる前に、少しでもショックを和らげようと直接息子に打ち明けた宮迫。
泣かれることを覚悟していたが、返って来た言葉は「大丈夫。パパは絶対に大丈夫な人やから。すごい人やから大丈夫」。
宮迫はこの時、「こいつのためにも治さなあかん」と固く決意したのだという。
引用元:マイナビニュース
息子さんから太鼓判をおされた宮迫博之さん。スピード復帰ができたのも息子さんの応援があったからでしょう。
2014年時点で中学2年生だった息子さんは、「お笑いをやりたい」と言っていたようです。きっと今でも同じようにお父さんを励まし続けているのだと思います。
宮迫博之のがんの手術の内容は?どんな治療方法を選んだの?
【胃がん】宮迫博之、余命半年を医師に告げられた結果→ https://t.co/KjEA5KlDeu pic.twitter.com/u8y6VMjOJw
— にぎり速報 (@nigiri_sokuho) January 25, 2017
宮迫博之さんは、「腹腔鏡下幽門側切除」という方法を用いた手術を行いました。
早期胃がんであることを発表した雨上がり決死隊・宮迫博之が都内の病院で「腹腔鏡下幽門側切除」手術を行い、成功したことがわかった。所属するよしもとクリエイティブ・エージェンシーが発表した。手術は当初の予定通り5時間で終了し、無事に終えたという。
宮迫は2012年11月5日に都内で健康診断を受け、12日には胃がんが判明。16日に今回入院した病院で再検査を受け、その後、12月3日の最終検査を経て6日に入院。きょう7日に手術を受けた。
手術は腹腔鏡下幽門側切除で、2~3センチの穴を4つ開けて管を通して胃の3分の1~半分を切除する。同社では「幸いにも早期の発見のため、手術を行えば完治できる状態」と説明していた。
引用元:オリコンニュース
下記の画像の右上部分の画像が宮迫博之さんが受けた手術ですね。画像で見るとかなりの部分を切除されているのが分かります。
引用元:Google画像
身体に負担の掛かりにくい手術方式とはいえ、10日も経たない内に仕事に復帰していた宮迫博之さん。プロの鏡だとはおもいますが、身体第一で仕事をしてほしいと心配になりますね。
胃がんの原因とは?最新の検査方法は?
事実上の謹慎状態だった雨上がり・宮迫博之(49)、来年1月の舞台から芸能界復帰へ … 明石家さんまの事務所預かりで、吉本興業復帰やテレビ出演再開などの目途は立たず https://t.co/apQ7F4AjWc pic.twitter.com/p5i9R3NGEx
— にわか日報@画像つい (@niwakan_com) November 19, 2019
宮迫博之さんが患った、胃がんの原因には何が考えられるのでしょうか。
胃がんになりやすい原因としては上げられるのは、(1)喫煙(2)ストレス過多(3)過度の酒量(4)過度の塩分。他にピロリ菌がある。
ピロリ菌の感染者は胃がんリスクが5倍高まるといわれる。日本人全体の40%がピロリ菌に感染していて、そのうち8%の人が胃がんにかかっているという統計がある。中でも高齢者は保菌率が高いそうだ。
胃がんの症状は胸やけや胃もたれ、体重減少、貧血、吐血などだが、自覚症状がない場合も多く、胃潰瘍と似ていて見逃す場合もよくある。ただ、こうした症状が出た場合はある程度進行している可能性が高い。ということは、早期検診のために定期検診が大事だということだ。
検診にはX検査(バリウム)、内視鏡検査、ピロリ菌検査(呼気検査)があるが、最新の検査方法は「アミノインデックス」という。
病院で採血して、血液中のアミノ酸のバランスを調べることによってある程度は判別できるという。2週間で胃がん、肺がんなど6種類のがんについて結果が出る。その結果をみて、問題あれば精密検査へ進む。費用は2万円ほど。
引用元:J-CASTテレビウォッチ
胃がんの検査といえば、X線検査がまず浮かびますが抵抗のある人もいるはずです。その点、血液検査だけで分かるということなら、がん検診も行きやすくなるのではないでしょうか。
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