日本人として31年ぶりにメジャーリーグに挑戦し、輝かしい成績を残してメジャーリーグへの道を切り拓いた野茂英雄さん。
今回は、野茂英雄さんの息子さんが通訳をしているとの話を聞いて、どこの球団で誰の通訳をしているのか詳細を追ってみました。
目次
野茂英雄の息子・長男(貴裕)はレアードの通訳をしていた!
今でも「トルネード投法」と聞けば、野茂英雄だと答えられる人は多いはずです。
野茂英雄さんは、近鉄バッファローズで、最多勝利・最優秀防御率・最多奪三振・最高勝率の4冠を獲得するなど実力を発揮し、1995年2月8日にロサンゼルス・ドジャースとマイナー契約を結びました。
1964年に史上初の日本人メジャーリーガーとして活躍した村上雅則さん以来、31年ぶりのことでした。メジャーリーグ挑戦当時大バッシングを受けながらも、見事に実力で批判をひっくり返したのが野茂英雄さんです。
野茂がロサンゼルス・ドジャースと契約すると、ファン、プロ野球界、そしてマスコミから「売国奴」と一斉非難を浴び、王、長嶋、星野仙一などの著名人までもが野茂を徹底非難、さらに実の父親ですら、しばらく口を聞いてくれず、野茂がドジャースの関係者と会うため、成田空港から飛び立つ時には、ほんの一握りのマスコミしか姿を見せませんでした。
野茂英雄さんは、メジャー通算で123勝奪三振1918個という成績で、一気に批判を称賛の嵐に変えました。野茂英雄さんは言います。
「挑戦すれば、成功もあれば失敗もあります。でも挑戦せずして成功はありません。何度も言いますが挑戦しないことには始まらないのです」
「現状には決して満足したくない。それなら最後まで自分がなりたいピッチャーのイメージを持ち続けて挑戦して行こうと思うんです。
なれるとかなれないとか考えていたって一歩も前には進めません。やるかやらないか、それしかないのですから」
強い精神力、それが野茂英雄さんの真骨頂なのでしょうね。そんな野茂英雄さんの血を継いだ長男・貴裕さんは、日本プロ野球球団の一つ、日本ハムファイターズで通訳として活動されています。
2016年9月3日、日ハムのレアード選手のヒーローインタビューでは、やや早口で緊張している感じがありますが、1年後の2017年8月25日のヒーローインタビューでは、落ち着いた口調で淀みなく話されいて、通訳としての成長がよく分かります。
レアード選手の通訳をしてたのが野茂英雄さんの息子さんだったと聞いてビックリ‼️そんなに大きなお子さんがいらっしゃったとは。#日本シリーズ
— ⚾️🏄🍷たけのこ👖🍺🏍 (@takenoko39) 2016年10月29日
長男・貴裕さんが通訳が出来るほど英語が堪能な理由は、子供の頃からの教育の賜物です。
野茂英雄の息子・長男(貴裕)の高校や大学はどこ?
3歳の頃には父親についてアメリカで過ごしていましたが、小学生の頃には日本へ帰国し、東京都世田谷区にあるセント・メアリーズ・インターナショナルスクールへ通っていたそうです。
高校までの一貫教育を終えた後、アメリカのカルフォルニア州シリコンバレーにある、私立メンロ・カレッジ大学へ進学。
2014年に大学を卒業した後は2015年1月1日から日ハムへ通訳として入団します。
話せる言語は3か国語で、英語・日本語・スペイン語が話せるそうです。地球上のほとんどの国で言葉が通じる事になりますね。
野茂英雄の息子・長男(貴裕)の現在は日ハムを退団!
【悲報】日本ハム、野茂Jr.が退団 https://t.co/yeFk3tFlTA#日ハム #野茂貴裕 #通訳 pic.twitter.com/0hIE1znWHK
— ポリー速報@日ハム応援ブログ (@fightersmatome) 2018年12月28日
2018年12月27日、衝撃の発表がありました。
日本ハムは27日、米大リーグで活躍した野茂英雄氏の長男で通訳の野茂貴裕氏、トレーナーの本田訓宏氏、白水直樹氏が今季限りで退団すると発表した。
通訳は裏方のため、会見やコメントはなく、野茂貴裕さん自身のSNSやブログも無いようなので、一体なぜ退団したのか、理由は不明のままです。
2018年の終盤で中嶋聡バッテリー兼作戦コーチが退団したと思ったら、プロ経験のないスカウト原田豊氏を総合コーチにしたり、日本ハムの内部の動きが慌ただしく動いていますし、チーム内で軋轢があったのかもしれませんね。
長男・貴裕さんの今後がとても気になりますが、現在の情報は見当たりませんでした。
野茂英雄の息子・次男は東大生?
野茂英雄さんの次男について、ネット上で探せる情報は、「東大生だった」という事だけです。
2014年、2(5)ちゃんねるに「野茂英雄の次男が東京大学在学という事実」というスレッドが立ちました。おそらくはこれがネタ元ではないかと推察します。
「帰国子女入試突破」や、(2014年当時)「現在2年生」など、かなり具体的に指摘していますが、確証のある話ではありません。
本当だとすれば、世界に実力を証明した父親のようなスポーツではなく、学力で勝負する方向へ人生の舵を取ったのかもしれませんね。
野茂英雄の息子・貴裕の野球経験は?
野茂英雄さんの息子という事で、どうしても気になる貴裕さんの野球経歴ですが、日本ハムに通訳として就任した際、スポーツ雑誌「Number」のインタビューでの回答がこちらです。
――立派な体格ですね。身長、体重を聞いてもいいですか。
174cm、113kgです。
――野球のご経験は。
ちゃんとしたチームに入ってプレーしたのは、中学生から高校までです。小学校時代は父とキャッチボールとかはしましたけど、そこまで真面目にやろうとは思わなかったんです。でも小学校6年生ぐらいから少しずつ興味を持ち始めて。
――やはり甲子園に憧れたとか。
いえ、小・中・高と都内のインターナショナルスクールに通っていて、そこのチームに入ったので、もともと高野連には加盟していないんです。対戦相手はもっぱら他のインターナショナルスクールだったり、米軍基地内の学校だったり。
――大学では?
していません。大学はサンフランシスコにあるメンローカレッジという大学に通っていたのですが、友だちに頼まれて大学2年、3年とマネージャーのような仕事をしていました。
選手時代のポジションはファーストだったそうです。本格的に野球をする事よりも、それをサポートする方向で野球に関わっていく方が、自分には合うと思ったのかもしれません。
大学ではスポーツマネジメントを専攻していて、大学2年生の終わり頃には、球団経営に携わるような仕事をしたいとも思っていたそうです。
もしかすると、現在は経営者としての道を模索しているかもしれませんね。
野茂英雄の息子・貴裕は結婚しているの?
野茂英雄さんの息子・貴裕さんは1992年生まれで今年27歳になりますね。そろそろ結婚の話が出てきてもおかしくはない歳ですが、結婚はされているのでしょうか。
残念ながら、彼女や嫁に関する情報は一切出てきませんでした。野茂英雄さんの息子として、様々な場面で比較され、本人の意思とは無関係に話題になってきた貴裕さん。
その彼女や嫁となれば、さらに格好のネタになってしまいますから、なかなか相手選びには苦労しているのかもしれません。
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